女性に多いネガティブ思考って?
自分に自信がない
これほとんどだと思うんだけど、『自分に自信がない』女性ってネガティブ思考が多いと思うの。自分に自信がないから人と比較してしまうし、比較してさらに自分にダメージがくるんだよね(笑)
本当は自分にもいい所はあるけれど、嫌な部分を気にしすぎて自分の良い部分を見失っていることが多い。
私の場合は、自分でスタイルを維持しようと色々試しているんだけど、子供を産んだら胸がなくなっちゃったの(笑)だから、どれだけスタイルが良くなっても胸がないから、胸の大きい人をみるととてもうらやましくなるし、「自分なんて…」とすぐネガティブ思考に入っちゃう。
歌がうまい人がいるとまた「自分なんて…」と人と比較して恥ずかしくなって歌が歌えなくなってしまったり。(本当は歌うのすきなんだけどね)
ポジティブな人って、そういうの何にも気にしない人が多いんです!自分は自分。歌が下手だってスタイルが悪かったって自分の良い所は知っているからいいの!って人が多い。
人には何かしらの良い部分はあるんだから、必要以上に比較して落ち込むことなんてないんですよ。
育った環境で影響される
ネガティブ思考はその人の性格による部分が大きいから、育った環境が大きく影響している場合があります。
例えば親が感情的で否定的なタイプだと、小さなころからちょっとしたことで怒られたり、やりたい事も否定され続けたりします。
そうした環境で育つと、自分で物事を進めていく意欲がなくなり、他人任せになることが多いです。そして”人をよく観察する”ようになるんですね。
ここにネガティブポイントが隠れています。自分では動かず、人をよく観察するということは、自然と受け身の体制に入っているんです。
受け身の体制ばかりだと、自分で何かを成し遂げたり、成功するという感覚を味わうことができません。常に失敗しないように物事を考えるようになります。
そうすると失敗を恐れて自然と悪い方への想像ばかりしてしまうので、とてもシンプルで自然にネガティブ思考になっていきます。
育った環境は変えられませんが、なるべくポジティブ思考に切り替えることは可能です。今の自分がネガティブ思考で嫌になっているとしても、これから変えていく努力をすれば誰でも改善できるはずです。
シチュエーション別でネガティブになることも
中には過去の嫌な経験によって年を重ねるごとにネガティブ思考になっていく場合もあります。
あまりいい恋愛をしてこなかった人は、普段友人と遊ぶときには問題ありませんが、恋人ができるといつも漠然とした不安感に襲われ、常にネガティブ思考になってしまう。
良い職場に巡り会えなかった人は、上司や同僚の良いアドバイスも悪い方にしかとらえられず、「自分の成績が悪いからこんなアドバイスをしているんだ」といった無意味な深読みをしてしまう人もいます。
若い頃には自分のやりたい事や目標があるため何事にも意欲的に取り組むことができます。意欲的に取り組むという事はそれだけ多くの失敗も経験することになります。
そうすると、年を重ねるごとに次第に気持ちが落ち着き始め、過去の失敗した経験からあまり物事に意欲的にならなくなっていきます。これは失敗を恐れるためです。
恋愛も仕事も過去の失敗にとらわれ次第に神経質になり、普段は何ともなくとも過去の苦い経験からシチュエーション別にネガティブな部分が出てくる人もいるのです。ある意味トラウマとも言えます。
ネガティブ思考で損すること
人や物事に左右されやすい
ネガティブ思考は女性に多いことですが、このネガティブ思考の何がいけないのかというと、なにごとにもチャンスを逃し損してしまうという事があります。
まず最初に「人や物事に左右されやすい」という事があります。ネガティブ思考の人は失敗を嫌う傾向にあります。そのため、自分で考えて失敗し責任を負うよりも他人に任せていたほうが安心するのです。
まず自分では動かず、人や物事の動きをよく観察してからリスクのない方に転がっていくので、人や物事に左右されやすい性格になってしまいます。
ここで何が損するのかというと、自分の意志があまりないので個人の良さを失ってしまうという事です。
恋愛で言えば、相手主体でのデートが多く、相手が退屈してしまったり毎回デートを考えるのが億劫になってしまいます。
仕事で言えば、やりがいを感じることができず飽きてしまう。上司の目にとまらず仕事を任せてもらえない、昇進しずらいといったことがあります。
仕事においては、結婚して退職する場合があるので、女性はあまり昇進することにこだわりがないかもしれませんが、やりがいを感じられない仕事はあまりにも退屈すぎます。
人や物事に左右されず自分の意見を言えるようになれば、上司の目にもとまり自分に合った仕事をやらせてくれるかもしれません。
自分の可能性をつぶしてしまう
ネガティブ思考はしばしば、自分自身の可能性をつぶしてしまうことがあります。どんなネガティブな人でも得意なことは1つでもあるはずです。
例えば、手先が器用で物づくりが得意だとします。でもそれは地味だと思って誰にでも隠す人と、手先が器用なのを様々なSNS等で自慢し、それが仕事になり独自のブランドを立ち上げる人。どちらが得をしていますか?
ランジェリーや洋服のブランドを手掛けるだ人だって、小さなころから絵がうまかったはずです。もしかしたら誰かに否定されるかもしれません。しかし、そこでネガティブにならずに”自分は自分”なのだと認めることが大切です。
自分の自身のある部分を自信をもって人に発信していくだけで、もしかしたら多くの人に認めてもらえる何かの素質があるかもしれません。
ネガティブな人は何事にも「自分なんて…」と否定しがちです。でももし自分の好きなことがあるのなら、それを自信をもって人に伝えるだけで、自分の好きな職につける可能性が広がります。
自分の人生は1度しかないのです。消極的に生きることと、失敗してでも悔いのない人生を歩むことと、どちらもダメではありません。しかし人生1度しかないのなら何事にも挑戦して失敗するくらいの方が後になって後悔しにくいのかもしれませんね。
ストレスを感じやすい
ネガティブな人はマイナスな方へ思考が傾いてしまうので、小さなことでもストレスを感じやすいです。たとえば、「これでやらないとダメだよ」というように何かを指摘されたとします。
普通の人は「わかったよ」で済むところを、ネガティブな人は「あの時そうすればよかった」とか、「私がそうしたから失敗してしまった」というように、そのあとに十分改善できることでも、いつまでもクヨクヨと悩んでしまいます。
重大な失敗であれば至急やり直しをし反省することも必要ですが、誰でもミスはするものです。責めるような言い方をしていなくても、少しの言葉で深読みしストレスを感じてしまうのもネガティブ思考の人の特徴です。
悪い方へ妄想をしてしまう
深読みしてしまうことと似ていますが、”悪い妄想”をしてしまうのもネガティブ思考の特徴です。何事もマイナスな方、悪い方へと考えが集中してしまうので、妄想をしてしまう事もあります。
例えば、「上司の態度が自分と自分の同僚と違う」「恋人の言動が変だ。もしかして別れを考えているのでは」など。
上司にとっても話しやすい部下や重大な案件を任せたい部下など、人によって個性が違うので多少の接し方が違っても当たり前です。ネガティブ思考の人は人を良く観察する癖があるので、そういった細かいところまで見て悪い方へ判断してしまいます。
恋愛面でもそういった部分は出てきます。恋人だって人間なので毎回同じ態度ではありません。仕事が忙しい時はそっけない態度になってしまう人もいます。
そもそも、恋人が何を考えているのか分かるのはその恋人のみ。他の誰でもありません。なので、変にネガティブな思考でいろいろ考えるより、恋人の中で何かしらの変化があれば言ってくるだろう。というような広い気持ちで構えている方が楽です。
ネガティブな発想であれこれ考えても、実は全く想像しなかったことが原因だったという事もあります。悪い方へ妄想してしまうのはネガティブ思考の人にとって癖のようなものです。
質の良い睡眠がとれない
良い睡眠は身体面、精神面ともに良い影響をもたらします。しかし、ネガティブ思考が頭に染みついている人はなんらかの不安感を常に抱いている人が多いです。
たとえば、明日の仕事に対する不安、対人面での不安、生活面での不安など。特に眠る前のベッドに入っているとき、人間は無防備な状態になりやすいため、自然と考え事をしてしまいがちです。
そうすると、なかなか寝付けない、夜中に起きてしまう、朝の目覚めが悪いといった睡眠の質の低下が見られるようになります。
私はどちらかというとネガティブ思考なため、日々漠然とした不安感に襲われています。一日の始まりから終わりまで一つの事をずっと考えているときもありますし、睡眠も浅くすぐに目が覚めてしまうこともしばしば…
ちなみに良い睡眠がとれないとき体にはこんなに良くないことが起きています。
- 良い睡眠をとれないこと自体がストレス
- イライラしがち
- 記憶力・集中力の低下
- ウイルスへの抵抗が弱まる
- 情緒不安定
- 疲れがとれない
- 生活習慣病になりやすくなる
- 肥満の原因
- 肌荒れ・化粧ノリが悪い
では、逆に良い睡眠が体にどれだけ良い影響を及ぼすのかというと…?
一言でうならば、これら”質の悪い睡眠のデメリット”がすべて改善され、心と体の機能が良い状態をキープできるということなんです。
ネガティブ思考と睡眠の何の関係があるのかというと、体の健康を保つに必要なのは質の良い睡眠なので、それができないと様々な要因から、より一層ネガティブ思考を誘発してしまうという事なんです。
ポジティブ思考になるには?
自分に自信をつける
そもそもネガティブ思考な人は、自分に自信がないことが原因で「何をやってもうまくいかない」「どうせわたしなんて…」といった考えを常に持っているため、ネガティブ思考になりやすいです。
たとえば、仕事に対して自信がない人は、専門の資格を持ってみると良いでしょう。資格は直接仕事に良い影響が出ますし履歴書に堂々と記入できますよね。自身のスキルアップにもつながります。有資格者手当があるところもありますね!(お給料がupするかも!)
恋愛面でネガティブになる人は、自分の何が自信がないのか考えてみて下さい。体型に自信がないのなら思い切ってパーソナルトレーニングを申し込んでみましょう。
パーソナルならきちんとしたトレーナーが指導してくれるため、挫折しにくく、結果が出やすいです。気になる部分のトレーニングや食事法など疑問に思う事を相談できることはとても良いですね。美意識が高まります。
女性の外面はいくらでも作れます。化粧だって上手な人のまねをすればいくらでもきれいになりますよ!
私も実際に化粧はへたくそでしたが、上手な人の化粧の仕方を勉強して日によってアイシャドウやアイライナーのカラーを変えてみたり、眉毛の書き方を勉強したりしてます。(眉毛はすごく大切ですよ!正面ばかりじゃなく、横顔も意識した書き方がおすすめ!)
その他で言えば、ネガティブ思考に多いことですが、内面に漠然とした自信がない人は結構多いです。内面なんて正直どの性格が良いのか誰にもわかりません。
明らかに内面が良くない人(人の悪口を言ったり人の物を盗むなど)は、改善したほうが良いですが、友人も多く仕事関係でも円満に過ごせる人は、内面に自信を無くすことはありません。
ちょっとやそっと人間関係に問題があったって、100万人いたら100万人の性格があるのですから、気が合わなくても当たり前です。
そんな人よりも気が合う人間関係を大切にしましょう。自分は自分、合わない人にいつまでも執着することなんてありませんよ!
これは恋愛面でも言えることですね。失恋して自分が悪かったと落ち込むことはありません。それは単にその相手と性格が合わなかっただけのことです。
その後いつ素敵な男性に会えるかわかりません。30代40代か、はたまた60代ですごく気の合う素敵な異性とめぐりあえるかもしれません。
終わった人の事は心に留めておく程度の思い出にしてしまいましょう。メモリがいっぱいになったら忘れていけば良いだけの事。
多少何人かの人とお付き合いをしたほうが自身の成長にもつながります。その人とをうまくいかなかったのは自分が成長するためだったのだと思うようにすると、ネガティブではなくポジティブな考えができますね!
人と比較しない
こちらもネガティブ思考の人に多い事ですが、ネガティブ思考の人は「自分なんて…」と自分を否定しがちです。そのため、たとえ自分の良い所があったとしても、他の人が自分よりも優れていると思い込んでしまいます。
他人と自分を比較し、「あの人はここがすごいから私なんて全然ダメだよね」とどんどんマイナスな方に考え込んでしまいます。
さっきも言いましたが、100万人いれば100万人の性格や容姿があるわけで、どれが良いのかなんて誰にも分らないんですよね。だからむやみに人と比較して落ち込む必要なんてないんです。
容姿端麗でもスポーツが苦手、料理が不得意など、人によって個性があるのは当たり前です。人と比較して落ち込む暇があるのなら、自分の欠点だと思う部分をなくす努力をしましょう。
自分に自信をもち、人と比較しないだけで全然別の人生を歩んでいるかのように毎日物事の見る目が変わりますよ。ネガティブ思考は自分の成長を妨げる原因になります。
一度しかない人生なので、ポジティブ思考に切り替えて自分の可能性をどんどん広げていきましょう!
ポジティブな人と一緒に居る
どうしても一人になったりするとネガティブになってしまうという人は、常にポジティブな人と一緒にいると自分もつられてポジティブ思考になっていきます。
ポジティブ思考の人は楽しい事ばかり考えていますし、嫌なことがあってもそれが長続きしないことを知っています。
そのため、少しの失敗や嫌なことでいちいちクヨクヨしません。その先でどうやって挽回するか、その先の楽しい事を常に思い浮かべています。切り替え上手ともいいますね。
また、ポジティブ思考の人は自分のストレス発散の方法をよく分かっているので、なかなかストレスが溜まりにくいです。
嫌なことがあったら趣味に没頭したり、友人と出かけたり、美味しい食事に出かけたりと。
ネガティブな人はその逆で、何か問題があると自分の殻にこもりたくなるんです。外出する予定があったのに、気分が落ち込み気味で予定をキャンセルして一日家で悩んでいいたり。外に出て楽しいことをして、「また明日も頑張ろう」と思える機会を自分で逃しているんですよね。
普段どんな風に気持ちを切り替えているのかわかれば、こちらもうまくストレスを発散して体のメンテナンスを上手にすることができますよ。
ネガティブな言葉を声に出さない
ネガティブ思考の人は常に日常で起きたことに対して、マイナスな方に思考が傾いています。そのため、自然と発言がネガティブなものばかりなのです。
物事を暗記するときに、声に出して読み上げると良いと聞いたことがありませんか?何かに挑戦するときに自分のテンションが上がるよう、励ましの言葉をしゃべってみたり。
言葉の影響力は結構あるんですよ。ポジティブな言葉を言えば自然とパワーが出てきますし、逆にネガティブな言葉を言うと自然とテンションも下がってきます。
スポーツ選手を例に挙げると、これから試合なのに、わざわざ「俺はだめな人間なんだ…」と喋る人はいませんよね?普通は「俺ならできる!」というような前向きな言葉をしゃべるはずです。
一種の暗示の意味もありますが、ポジティブな言葉をいえば、それだけ思考もポジティブな方に行きますし、逆にネガティブな言葉を発するとそれだけマイナスな方へ思考が傾きます。
体のメンテナンスに力を入れる
体が疲れていると目の前のことに集中できなくなります。思考もややマイナスな方へ傾くため、体が疲れていると感じたら定期的にメンテナンスをするようにしましょう。
メンテナンスの方法は自分の好きなことでOKです。趣味の時間を作ったり、よく眠る、食事に出かける、マッサージにいくなど。
体が疲れると同時に精神的にもストレスが溜まっていくんですよね。なので、体を休めることも大切ですが、精神面のメンテナンスも必要なのです。
病は気からという言葉もあり、ネガティブな思考は体にも良くありません。体と心、この2つを良い状態でキープできるように自分で調整するようにしましょう。
まとめ
今回はネガティブ思考が損しているという事を皆さんにお伝えしました。私自身、根はネガティブ思考なので、ポジティブ思考を保てるよう自分でいろいろと調整をしています。
そんなネガティブ思考の私だから言えることを今回の記事にまとめてみました。身の回りにいるネガティブ思考の人をポジティブ思考に切り替えられるよう、今回の記事を広めてください!