3歳児後半までほとんど喋れていません!
長男は全体的に成長が遅い子だった!
そもそもですね、前から「言葉が遅い」と親族や検診時に毎回言われていましたが、言葉だけでなく成長自体がスローペースの子だったのです。
特に歩くのも遅くて、1歳数か月を過ぎても歩かず…たまたま実家に帰った時に広いスペースがあり、そこで初めて歩き始めたのをきっかけにかなり早いスピードで歩けるようになりました。
おそらくこの時点では、身体的には歩行する筋力はあるものの、本人自体が歩くことの必要性を感じておらず、歩かなかったのではないかと思います。実際に出かける時は抱っこやベビーカーが多く、家ではハイハイや伝い歩きで済むくらいのスペースしかなかったんです…
だからたまたま行った実家でかなり広いスペースがあったので、歩いてみたら歩けた!!という感じで歩くことに気づいたんじゃないかと私は思います。
その流れで、言葉も特に自分が発しなくてもママ(私)に何でもやってもらいたい事は伝わっているし、保育園に通っていなかったので特に子供たちと触れ合う時間もなく…
要するに言葉を発しなくても日常生活は普通に送れていたんです(笑)これが一番言葉を発するのが遅かった原因かなと思います。
たまに会う機会のある同じ年代の子供達とは、かけっこ等の体を使う遊びでなんとなくあそんでいました。息子にとってとくに喋らなくても日常生活には問題なかったんです。
定期健診では毎回言語で引っかかる
3歳半頃まではほとんど会話はおろか、物の名前を言うということもあまり良く出来ていませんでした。そのため、検診では毎回引っかかり…当然のように発達支援を利用するように勧められることが毎回でした。
でも私としては、一度検査をしてもらい、自閉症などの疑いはないと言われていますので、保育園に通い始めるまではのんびりとする!というスタイルで日常を過ごしていました。
毎度定期健診で引っかかるので、やはり私も心配して色々と検索してみるんですよ。そしたら検索すればするほど”障がい”の文字が…どんどん心配になってしまうのであまり深読みはしませんが…やはり言葉が遅いとなにかしらの障害があるのかなと心配してしまいます。
3歳を過ぎても会話や言葉はあまり上達しませんでしたが、他の部分でおかしい所があるか、と言われると特に見当たらないんですよ。1つのことに集中するですとか、他の子と遊べない一人遊びが多いとか有名な行動は当てはまりませんでした。とにかく言葉だけ遅い!という印象でしたね。
言葉の理解と喋る言葉
ちなみに言葉は理解していたのかと言いますと、3歳前半までの記憶ですと、私やほかの人が言っている言葉は割と理解しているような行動をしていました。
とはいえ、知っている言葉が少ないので「〇〇取って」という言葉に対し、”〇〇”の対象物が何なのか理解していると持ってこれる。理解していないと持ってこれない。「○○一緒にやろう」という言葉に対しても同様の反応でした。
理解している言葉や物体があるのなら、それを言おうと思えば言えるのでは?と思うでしょうが、我が家の息子はそれが言えなかったんです。言葉に関しては本当に”喋る”のが苦手!という感じでした。
でも、「あ・い・う・え・お」というような一言ずつの言葉だと結構はっきり発音できるんです。これが繋げて言葉や文章にすると言えないのです。変な子だな~と思いつつ、かなり期待した目で言葉や会話の練習をさせていたので、言いにくかったのかもしれません…(笑)
ちなみに検診でよくやるような、絵の指差しでどれだけ名前を理解しているかという検査があったとします。あれもほとんど指差しできませんでしたよ。犬や猫などの簡単なものならわかりますが、リモコンとかこれは何を食べてる?というような問いかけには答えられない3歳児でした。
喋るのが遅い子の背景!
喋るのが遅い子の背景にはどんなものがあるのでしょうか?今までに書いた言葉の記事を掘り出してみました。
基本的にうちの息子のことを書いていますね。
一般的に言葉が遅い子の背景にはこんなことがあります!
- あまり喋りかけなかった
- テレビばかり見させる
- 親が何でもやってくれる
- もともと静かな性格の子
- 親の表情があまりない
- 大人や子供と遊ぶ機会が少ない
だいたい想像つくような内容だと思いますが、赤ちゃんや子供のころは遊びながら色々なことを学びます。そのため家事や育児をしたいからといって作業が義務的になってしまい、親の表情や会話がなくなると赤ちゃんや子供も楽しくなく意欲が減っていくそうです。
いまでは様々な知育おもちゃがあります。汚れないように水でお絵かきできるもの、数字がわかるように積み上げたり音が出るものなど。金額もものすごく高い!という訳ではないのでこういうものを積極的に取り入れ、”一緒に遊ぶ”という事が大切なのかもしれません。
結果論!4歳2か月で会話ができるように!
気付けば会話ができるように!
結果論を先に言うと、4歳2か月でかなり会話が出来ています。ちなみに3歳の誕生日を迎えるころはほとんど会話できていません。
よくお喋りが苦手な子は、保育園や幼稚園に通い始めると爆発的に喋るようになる!と耳にしていましたが、うちの息子はそれほど急激に喋るようになったわけではなく、緩やかに気づけば喋れるようになった!というような印象でした。
3歳の誕生日頃にはほとんど会話が出来ていなかったのに、なぜ4歳頃に喋るようになったのでしょう。喋らない子で悩むママさん方多いと思いますが、保育園や幼稚園に入ったからといって、急激に喋る子もいれば、うちの子のように緩やかに会話ができるようになっていく子もいますので、そんなに焦らなくても大丈夫ですよ!
数か月かけて喋れるようになった!
やっぱり3歳~4歳頃までで、何か環境を含め変化があったのか。と言いますと、ひとつは離婚をきっかけに家族の多い実家に住んだこと。
これは自分が家事や育児で忙しい時でも、ひっきりなしに喋りかけてくれる人間がいることが大きいです。離婚する前は、子供と私が主に家にいる人間でしたので、家事や下の子の育児に追われていると構う時間があまりとれていませんでした。
実家に引っ越したことで、私の姉妹や両親が私が留守中や忙しい時でも相手をしてくれるので、喋らなくても知らない単語を覚えているという事が何度かありました。人が多いところにいると良い刺激になるという事ですね。
もう一つは、保育園に通い始めたことです。これが一番大きな良い影響があったのだと確信しています。
保育園に通い始めたのが、3歳6か月頃。その時はほとんど会話できていません!単純な会話だと息子は喋らなくても動作で理解しているのはわかりましたが、他の3歳児に比べると語力は一目瞭然でした。
最初の数か月はあまり喋りが良くなる気配がありませんでしたが、「おはよう」や「さようなら」の挨拶が何となくできるようになり、「ねんねぷん!ねんねぷん!」というような今日お昼寝したよ~!という意味の言葉を発するようになっていきました。
「今日○○したよ」という会話なんて、今までしたこともなかったのであまり上手ではなくとも少しづつ成長を感じました。
物の名前もどんどん憶えていきましたよ!”アンパンマン”を「パンパンチー」や「アンパンチー」、”恐竜”を「ガオ」と覚えていたのを「きょーりゅー!」と言えるようになったり。
保育園に行き始めたころは、爆発的に会話ができるようになったわけではなく、物の名前から覚え、少しずつ文章に繋がっていったイメージです。
どんなおしゃべりができるように?
4歳2か月でお喋りが上手になりましたが、それでもやっぱり他の子に比べて言葉は遅いです。それでも息子なりにジェスチャーなどを入れて上手にコミュニケーションをとっているようで、お迎えに行くと毎回お友達がお見送りしてくれます。
3歳と6か月頃にはほとんど会話ができなかった息子ですが、では4歳2か月を過ぎた頃には一体どんな会話ができるようになったのでしょうか?
今2歳や3歳のお子さんがいる方で子供の言葉でお悩みの方も参考にしてみてください!
- ○○できた~!
- ”名前”それさっきやったよ~?
- これやる?
- ”名前”今日ね、○○した~!
- お外いく?滑り台は?
- え~やだ~
- あ!ちょっとまってて!
- これ食べたい~!
- へんちん!しゃき~ん!(仮面ライダー)
- ママ怒ってる?
- ”名前”とお風呂入る~入ろ~!
- おもちゃ持ってきていい?
- 「いいよ」って言って!
こんな感じで、”日常会話”くらいは大体ちゃんと受け答えできるようになりました!また、朝ごはんに何食べたいという主張もしてきます。言葉を覚えたことで自分の意志を伝えるようになったため、幼児っぽくなってきたなぁと感じます。
これ以外にも簡単なやり取りはできますが、例えば「トイザ〇スに行く?」とか、「○○公園行く?」というような、たまにしか聞かないような単語はちんぷんかんぷんという感じです。
他の同年代の子よりは語力はやや少ないものの、他の子とも簡単なやり取りのもと好きな遊びをするという事が可能になってきました。保育園に通う事で自分の意志を伝えること、単語や動作、挨拶など日常的な会話を覚えてくるようになりました。
それは母親とマンツーマンでいる時間よりかなり子供的に刺激になるので、自然に覚えていくのだと思います。まだ保育園や幼稚園に行けないという方は、積極的に他の子と触れ合える場所や、絵本の朗読会に行くなど、積極的に刺激になるものに参加する方が良いと思います。
また、色々なイベントに参加することも大切ですが、なるべく同じイベント(絵本朗読会など)に参加することで、”ここは○○をする場所なんだ”という事を理解しやすいです。
例えば、最初は喋らなくても図書館に継続的に行くようになると、いつも通っている部屋を見つけると「絵本」というワードが自然と出やすくなりますよね。絵本には様々な動作や物の言葉など語力をアップさせる力がたくさん詰まっています。
中でも同じ絵本を読ませると、大体次の展開を覚えるようになるので、子供がキャッキャしながら言葉を覚えやすくなります!
おかげでいつも読む絵本は子供達だけで展開がわかっています。びっくりするシーンはページをめくる前にもう目をふさいでいます(笑)
公園などに行くのも良いですが、言葉を引き出したいのなら絵本がおすすめです。一つの空間にたくさんの言葉が詰まっている場所ですから。
言葉が増えて良かった事!
言葉が増えて良かった事ですが、これはまず会話ができるようになってきたので、”何が良くて何がダメなのか”というような物事のルールなどを理解するようになりました。
例えば、おむつ問題。子供が生まれると必ず訪れるトイレトレーニング。うちの息子は3歳になってもオムツでおしっこもうんちもオムツの中ですませてしまっていました。
何度かトレーニングに挑戦し、オマルタイプと便座に置くタイプを購入。まず、便座に置くタイプは長い事何もないトイレの空間にいるのが嫌らしく、すぐに嫌がりました。
仕方がないのでオマルタイプを使用していましたが、何度おしえてもただのイスくらいにしか思っていないらしくずっと座って終わり(笑)
でも保育園に行くようになり、トイレの意味を理解してい来たのか、まさかのオマルや便座タイプを使わずに立ったままおしっこをすることに目覚めました。(笑)
それから、おしっこはトイレでするもの。オムツではしない!という事を言い聞かせると、理解したようでおしっこだけはトイレでしかしなくなりました。ちなみに、娘も年子ですがお兄ちゃんの影響でおしっこはトイレでするという事を理解しています。
他にも、手が離せないときに、「○○とって!」「○○は自分でやって」「ゴミはゴミ箱に入れて!」というような指示を理解するようになりました。
これには大分助かっています。食後のデザートも一人で食べられるようになりましたし、食べた後は洗い物かごに食器を入れることができます。使ったゴミもなんとなく分別できますしね!
言葉をしゃべれるようになったことで、物事の何が良くて何がダメなのか理解できるようになってきたことと、簡単な指示を理解できるようになったことはかなり成長を感じています。これはとてもうれしい成長ですね!
4歳2か月に至るまでどんな成長が?
2歳6か月引っ越し&家族が増える
続いて、4歳2か月で会話ができるようになるまでに、一体どんな変化があったのかまとめてみました。まず2歳6か月のころですが、私の実家に引っ越してきました。
いままで日中は私と子供達だけの空間でしたが、実家に引っ越すことにより、仕事のスケジュールがバラバラなので、なんとなくいつの時間も人が家にいる状態が多かったのです。
一日に何回も「おはよう」や「おやすみ」を言っていると、自然と挨拶を覚えていきますし、1人より2人、2人より3人と人が増えると言葉の飛び交う量も増えますよね。
なので、言葉を喋れなくても、ジェスチャーや遊びなど楽しいことは体で覚えていきました。そのため「○○やる?」というと、その単語は喋れなくても意味は理解しているようでした。
母親が一人でマンツーマンで相手するより、人の多い家に引っ越したのは良い機会でした。
3歳6か月「保育園に通い始める」
先ほども書きましたが、3歳6か月のころに保育園に通い始めたのはとても大きな転機でした。入園する前に、保育園の一室でまだ保育園に通えていない子用の遊び場(プレイルームのようなもの)が提供されていました。
3歳の検診時に保育園の先生方も一緒に居て、言葉の遅い子向けに”プレイルーム”の使用を勧めてくださいました。なかでも特に言葉の遅い子は、別室に案内され先生指導のもと遊びながら言葉の練習をしていました。
ようするに、言葉の遅い子の学習の手助けと保育園に通ったときの他の子とコミュニケーションをとりやすくする手助けをするという目的だったのだと思います。
そのころから、言葉では全く何を言っているのか分かりませんでしたが、別室で遊んだ内容をやや興奮しながら息子独自の言葉で私に説明してくる様子が見受けられました。
思えばこの頃から成長が見られたのかな~とも思いますが、本格的に言葉が増え始めたのは保育園に通い始めて数か月後なので、やはり同年代の子と同じスケジュールで生活することは大切なんだと思いました。
今では一日の大半を保育園で過ごしていますので、言葉の飛び交う量はものすごいと思います。
ほとんどの市町村ではイベントの多い少ないはあると思いますが、何かしらのイベントは毎月あるものです。家にいて語力が少ないと感じたら外の世界で勉強させるのもおすすめですよ!
娘の方が喋り上手!良い影響
実はですね、息子は喋りが遅いですが、娘の方がかなり達者におしゃべり上手です。お兄ちゃんを色々な遊びに誘うほどです(笑)
おままごとも得意でお鍋に何か入れて料理をしたり食べ物を切ったり。とても遊び上手でお喋り上手です。
息子の主な喋りが上達した要因に保育園がありますが、保育園から帰ってきたあとは娘がかなり良い影響を与えています。もちろん喧嘩もたくさんしていますが、よく見ると娘の遊び方を見て同じように喋りながら一緒に遊んでいます。
ソファを滑り台に見立てて遊んでみたり、お風呂のスポンジをつかって色々なお料理屋さんになりきってみたり。保育園での生活も良いですが、そういった兄弟の影響もとても良い刺激になります。
まとめ
今回は喋りの遅い息子の成長記録を書きました、以前も喋りが遅い子についての記事を何度が書いていますが、やはり喋りが遅い子に不安を抱く方も多く、よく読まれている記事です。
ネットで検索すると不吉な記事ばかり目に入るため、私の息子も今のところただの語力不足でおさまっているため、少しでも皆さんの不安を取り除けたら良いかなと思います。
言葉の遅い子は保育園に入ると爆発的に喋るようになると聞きますが、うちの息子は数か月かけてゆっくりと会話できるようになっています。子供によって成長スピードは違いますので、焦らずに子供を見守るようにして、言葉を引き出すサポートをしてあげてください!