新生児の子育てって何が大変?辛いと感じる原因4選
子育てに正解がない
待ちに待った赤ちゃんとご対面!嬉しいはずだけど大切に思うからこその責任感という重圧や、初めての子育てに精神的に不安定になってしまうもの。
お風呂のお湯の温度はどれくらい?こんなに泣くの?鼻水が出てるけどまさか風邪?考えても考えても次から次に疑問と不安が押し寄せてきて、産後のママはものすごく不安定!
それもそのはず。生まれたばかりで首がグラグラ&すぐに死んでしまいそうな赤ちゃんと24時間一緒に過ごすのだから精神がすり減るのは当たり前です!
多分皆さん保健師さんに相談したり、スマホでいろいろな情報を得ようと頑張っているのではないでしょうか?
でもあくまで体験談が聞けるだけで子供たちは一人一人違うんです。”子育てには正解がない”ので、しっかりとした性格の人ほど悩んで悩んですごく疲れてしまうんです。
”寝れない”が引き起こす時間の流れの遅さ
寝れないと、時間の流れが遅く感じて、毎日過ごしていくうちに時間が永遠に感じてしまう錯覚に陥る人も多いのではないでしょうか?特に夜が苦手という人は多いです。
まだ2時?あれ、まだ3時なの?というように、頻回授乳をしていると朝が来るのがとっても遅い!
生まれてから28日間までを”新生児”と呼びますが、特に初めての子育てだと約1ヵ月間はとても長く感じます。気長に時が流れるのを待つのが一番いいのですが、1人目の子育てはそんな余裕はありません!
子育てには忍耐力と強い精神力がないととてもしんどいのです(笑)特に私はA型気質なので、ちょっとしたことで赤ちゃんが死んでしまうのではないかと常に神経質になっていました。…ずっと汗だくで子育てしてた気がする。
ママが息抜きができない!
新生児の子育てが大変な理由に、ママが”息抜き”しずらいという点があります。赤ちゃんが生まれてから1~3ヵ月は家から出ないですよね。
ということは、ママが息抜きするためには誰かに赤ちゃんを見ててもらわないといけません。
で・も!それはそれで罪悪感があったり、乳房が張ってしまう、赤ちゃんの様子が気になってかえって息抜きできないというような状態になってしまいます。
一番身近な息抜きといえば、パパに赤ちゃんを託して別室で数時間まとまって眠るくらいが一番良い息抜き方法なのではないでしょうか。
コミュニケーション不足による孤独感
ほとんどの家庭では、赤ちゃんが生まれるとパパは仕事でママが赤ちゃんと1対1で育児をするというスタイルが多いと思います。
そうなると、まだまだ言葉の喋れない赤ちゃんと付きっきりで育児をするので、ママはコミュニケーション不足による孤独感に悩まされます。
この孤独感って気づいてしまうと大変。産後鬱の引き金にもなりかねません。産後鬱はホルモンの変化や睡眠不足によって7~10人に1人が起きると言われていますので他人事ではありません!
母乳育児って大事?ミルクじゃダメなの?
母乳のメリット5選
- 家計に優しい
- 哺乳瓶を消毒する手間いらず
- ママの子宮の戻りが早い
- 赤ちゃんの免疫力アップ
- 体重が落ちやすい
家計に優しいのはママにとってうれしいですよね~!粉ミルクはメーカーによりますが2缶セットで3,000円を超えます。(↓私が使っていたのがこちら)毎月数缶使うのを考えれば母乳育児の方が安くてお得!
そのうえ哺乳瓶の消毒もいらないので、外出時の荷物が軽いです。赤ちゃんの免疫力もアップできるので良いですね!
また、ママの体を考えると子宮の戻りが早くなります!妊娠中に増えた体重が妊娠前よりも落ちた!という人もいるので、母乳はママにも赤ちゃんにもうれしい点が多いです。
母乳のデメリット4選
- 乳腺炎になる可能性がある
- 食べるのもに気を遣う
- 赤ちゃんを人に預けにくい
- 吸いつきによる乳首の痛み
母乳育児もメリットだけではありません。需要と供給がうまくいかなければ乳腺炎になる確率が上がります。
搾乳器があれば便利です。私もpigeonの搾乳器を使用していました!電動のものもラクで良いらしいのですが、ちょっとお高いので私は手動のものを選択しましたが問題なく搾乳できました!
食べるものというのは、栄養面もそうですが、薬に気を遣ったりお酒もまだまだ飲めないのでお酒が好きな人にとっては苦痛です。でも母乳育児なんて1年か1年ちょっとで終わってしまうので、我慢もあと少しです。
あとは赤ちゃんを人に預けにくいという点があります。保存した母乳がなくなってしまえば、ママしか母乳を出せる人がいないので外出中でも戻ってこなければいけません。
私が一番苦戦したのがコレ!乳首の痛み!!乾燥が原因らしいのですが、乳首が擦り切れて吸われるたびに激痛が走ります。
乳首保湿クリームを利用したこともありますが、2人目はこの激痛に耐えられなくてミルクに頼りました泣。乳首のケアはしっかり行いましょう!
ミルクのメリット4選
- 赤ちゃんの腹持ちがいい
- 寝る時間の確保
- ママが薬を飲める
- 赤ちゃんを人に託せる
ミルクは赤ちゃんの腹持ちが良いので、ぐっすり眠ってくれます。そのため、ママが家事をしたり睡眠時間を確保できるので、少し育児が楽になります。
また、ママが風邪をひいたときなどに薬を飲めるので、症状を緩和させることができます。
ミルクは腹持ちがよく、哺乳瓶を消毒できれば誰でもミルクをあげられるので、赤ちゃんを人に預けることができます。なので、どこか気分転換に1泊したり、美容室に行くことも可能になります。
ちなみに、消毒する方法ですが、薬液に漬け込むより電子レンジでチンするタイプの方が圧倒的にラクです!スチームで除菌する形になるので、終わった後は水切りして保存するだけ!
ミルクのデメリット5選
- コストが高い
- 外出時の荷物が多い
- 哺乳瓶の消毒の手間
- 母乳に比べ免疫力が低下する
- 子宮の戻りが遅くなる
ミルクは先ほどチラッと言いましたが、毎月数千円はかかってしまうので、お財布事情がすこし気になりますね…(笑)外出時もミルク・哺乳瓶・お湯・水などを持ち歩かなくてはいけないので、バックがかなり重いです。
少し大きくなったら抱っこ紐を使って外出すると思いますが、リュック+抱っこだと肩への破壊力は相当なものです(笑)
また、1回1回哺乳瓶を消毒しなくてはいけません。これが結構手間がかかります。夜中でも飲んだら洗って消毒!という流れになるので、眠くて後回しにしたくなります。
さらに、子宮の戻りが母乳に比べ遅くなることと、赤ちゃんの免疫力にも少しかかわってきます。
今では母乳とミルクの栄養面はほとんど変わらないと言われています。なので、母乳育児にこだわっても良いですし、様々な要因からミルクに切り替えても良いと思います。
どちらか一択にするのではなく、時と場合によって使い分けるのも1つの手です。ママと赤ちゃんに合った方法を選択しましょう!
母乳育児のコツ!ケア方法!
乳首ケアは保湿が命!
乳首ケアは保湿が命!人によるのかもしれませんが、2児を育てる私は2人とも乳首ケアがないと乾燥が酷くて授乳ができませんでした。
何もしないと見るからに乾燥していましたね。放っておくと擦り切れるので痛みが増幅します。保湿クリームとサランラップでケアする方法もありますが、サランラップは通気性が良くないのでおすすめしないと保健師さんに言われました。
乳首専用の保湿クリームは市販でも売られています。赤ちゃんが舐めてもいいように作られているので、塗るときは赤ちゃんが舐められるかどうかをチェックしましょう!
母乳は搾乳しすぎない!
母乳は、いくらたくさん出るからと言って搾乳しすぎると、赤ちゃんが飲みたい時に母乳があまり作られていないという事態に陥ってしまいます。
そうなると、母乳をあげてもあげても赤ちゃんはお腹が満たされないので、いつまでたっても頻回授乳から抜け出せないということになりかねません。
赤ちゃんが飲み残してそれでもまだ母乳が溜まっているときに、ストック保存用として搾乳するようにしましょう!そうすれば乳腺炎にもなりにくくなりますよ!
何かあった時のために母乳を保存する!
たとえば、乳腺炎にかかり授乳できないという時や、風邪をこじらせて寝込んでしまった!という時って授乳がむずかしいですよね。
そんな時のために、こまめに母乳を冷凍保存しておくと便利です。ドラックストアなどに母乳専用の保存パックが売られているので、それを利用すると衛生的に保存することができます。
母乳にこだわりすぎない!ミルクも使おう!
完全母乳にこだわりすぎると、”母乳でなければいけない”と思い込んでしまうので、あとで辛くなってきます。
今のミルクは母乳と同じくらいの栄養がありますし、栄養が偏る事もありません。なのでミルクを使うことは決して悪いことではありません!
母乳育児と向き合う!上手な睡眠のとり方!
母乳育児必勝法①たまにミルクに頼る
もう何度も言っていますが、母乳にこだわりすぎず、時にはミルクに頼って睡眠時間や休息の時間を設けましょう。
母乳推奨派の人ももちろんいます。でもそれはママが健康な状態の時だから言えること!ママの体調が悪い時や、睡眠不足などが原因で産後鬱になってしまうくらいなら、時にミルクに頼るのは決して悪いことではありません。
ミルクをそんなに使わないという方は、少し小さめの缶も売っていますので、一度開封したらなるべく早く使い切るようにしましょう。
こちらが少し小さめの缶です。通常大缶810gなのに対し、こちらは小缶300gしか入っていません。一日赤ちゃんを預ける時などにお世話になった小さめの缶です!
母乳育児必勝法②睡眠優先!
睡眠不足が続くと、どうしてもイライラしてしまったり、精神面が不安定になりがち。なので、特に赤ちゃんが新生児の時は何よりも睡眠優先!
授乳以外は基本的に睡眠にあてられるように、パパに買い物を頼んだり実母に家事のお手伝いに来てもらうなどで対策しましょう!
ちなみに私は自力でなんでもやっていました(笑)でもやっぱり体調を壊したりしてしまったので、赤ちゃんが小さいうちは頼れる人はなんでも頼ったほうが良いです!
母乳育児必勝法③夜寝る時は豆電球をつける
これは私が実践していた方法なのですが、夜寝る時に真っ暗にしてしまうと身体が睡眠モードに入ってしまいます。
なので、小さい豆電球をつけて寝るか、小さめの暖色系ライトを枕元に設置していました!そうすると赤ちゃんが泣いてもすぐに行動ができますし、身体が仮眠モードに入っているので起きやすいです!
産後は自分の体のケアと赤ちゃんのお世話に集中して!
責任感の強い人ほど夫の世話や家事などに目が行ってしまうもの。でもあれもこれも気になっていてはママの体がもちません。
産後は、ママの体の回復と赤ちゃんのお世話に集中できるよう、妊娠中から夫と役割分担を決めておくなど、よく話し合っておきましょう!