赤ちゃんはいつから喋る?
平均的には1歳前後から喋る
平均的には、赤ちゃんは1歳前後から喋り出すと言われています。私は10か月検診の時に、女の子が「いないいないばあ」と絵本を見ながら喋っているのを見かけました。
結構はっきり喋っていたので、早い子はもっと早いのかもしれませんね!
ちなみに私の長男君は2歳になってもほとんど喋りませんでしたよ!3歳になっても妹(2歳)にも負けるほどのおっとりさん(笑)
平均的には1歳前後から「まんま」や「パパ」や「ママ」といった単語が少しみえてくる程度なので、1歳頃で話さなくてもそんなに焦ることはありません。
赤ちゃんはマ・パ・バ行が喋りやすい!
赤ちゃんはテレビやスマホからの情報ではなく、ママやパパの話しかけてくる言葉を覚えようとします。
会話だと自然と受け答えができるので、「これはなんだろう」「あれはなんだろう」という赤ちゃんの疑問をママが「わんわんだよ」「ブーブーだよ」と、答えてくれるから興味がわいて喋りたくなるんじゃないかと私は思います。
「マ・パ・バ行」が一番喋りやすいと言われているので、「ママ・パパ・まんま(ごはん)」という単語は自然と会話の中にたくさん盛り込みましょう!
喋り出すタイミングには個人差がある!
喋り出すタイミングには個人差があります。1歳~2歳ころまでに喋り始める子が多く、「突然喋り出したからびっくり」なんて声も多く聞きます。
私の2歳の妹ちゃんは、1歳半検診で言葉が遅いとされましたが、2歳をすぎるまでには急に喋り出しました(笑)
きっかけはわかりませんが、一言喋れるごとに大げさなくらい「喋れたねー!」と話しかけていたので、”喋れることは楽しい”と思ったのかもしれません。
そのあとは遊びながら好きなキャラクター(アンパンマン)を見つけて、オリジナルの物語で人形劇をして遊んでいると、自然と言葉が増えていきました。
まわりの人の話を聞くと、よく話しかけられる環境にあると話し出す子が出てくるみたいです。保育園や幼稚園、祖父母やママ・パパとの会話が多いと良いみたいですよ!
赤ちゃんと何を話していいか分からないという方は、こういった本を読んでみるのもおすすめ!1歳からの子供との接し方がたくさん書かれています。
1歳児の喋らない原因は?
ママと1対1で過ごす時間が多い!
これは私も当てはまる所があるのですが、ママと1対1で過ごす子は喋りが遅くなることがあります。
ママがずっとお世話しているので、赤ちゃんのやりたい事を先回りしてなんでもやってしまうからです。
私の場合、1人目の育児に余裕がなかったので赤ちゃんが泣くと緊張したりハラハラするような気持ちになってしまい、泣かないように先回りしてあれこれなんでもやっていました。
しかも”楽しく子育て!”なんて夢のまた夢!とにかく余裕のない私はちびっ子に話しかけるよりもじっと観察!寝てるときは起こさないように息をひそめる!
なんて具合にいつも気を張っていました(笑)今思うとそこまで神経質にならなくてもいいのに…と思いますが、1人目の育児って心配事だらけで余裕がないんですよね~
今思うとこれも原因だったのかなーと思いますが、何が原因かなんてわからないんです(笑)
とにかく、ママと1対1で過ごす時間が多いときは、「掃除機かけるね」「今日はニンジンたくさん使おうかな~チラチラ(ニンジン見せつける)」といった感じで、”赤ちゃんと話す時間”を多くすると良いです。
テレビ・スマホなどを見る時間が長い!
これも現代のママさんあるある話ですが、”家事をやってしまいたい””今泣かれてほしくない”といったときに見せるテレビやスマホ、見せてるとだんだん癖になってしまいます!
テレビは「いないいないばあ」や「お母さんと一緒」などの子供番組を時間を決めて一緒に見るのはいいと思います。
でも、子供が好きだからと言って長時間ずっと見せると癖になります。特にスマホがやっかいです!電話している時や地図を見たい時でもスマホ欲しさにぐずってきます!
それに、テレビやスマホを見せていると子供と接する時間が少なくなるので、会話不足による言葉の遅れに繋がってしまいます。
その場しのぎで見せておきたい時もあると思いますが、なるべく見せないほうが後々のことを考えるよ良いです。
発達が遅いかもしれない!
これは私も検査してもらったことがありますが、調べると色々なところに発達の程度をみてみらえる専門の病院があります。
先生によるのかもしれませんが、独特の検査で赤ちゃんがどんな反応をするのかを見ます。目の動きや反射反応などです。また、幼児の聴力検査ができる耳鼻科にも行きました!
そこでは音の反応を見たり、寝ている間の脳波のようなものも検査していました。
私の場合、「うちの子発達が遅いのかな…」という風に思いつめた感じではなく、「検診の時に言葉が遅いと言われたから一回見てもらおうかなー」くらいの軽い気持ちでいきました。
後々、一人で部屋で悶々と考えるよりは、一度はっきりさせたいという思いもありました。もし発達に問題があるのなら早いうちに対策もできるとも思ったので!
結果は「特に異常はないので様子をみましょう」との一言。最初に電話でいろいろと聞かれると思うので、気になる方は電話で相談してみると良いですよ。
月年齢別に様々な情報が書かれています。保育士さんでも使っている方もいるようで、発達の様子や接し方なども掲載されているようです。
専門外来に行くのはちょっと…という方はまずはこういった本で赤ちゃんがどんな発達具合なのか目安として見てみるのも良いですね。
1歳児言葉の引き出し方
赤ちゃんにひたすら喋りかける
トイレに行く時、掃除機かける時、料理するとき、どんな時でも良いです。”ただひたすら話しかける”方法です。
赤ちゃんはママの話す言葉を聞いていないようで聞いています!たとえ反応が薄くても、ひたすら喋りかけるだけで赤ちゃんは徐々に頭の中で言葉を覚えていきます。
最初は反応が薄くて”独り言いってるみたい”と思うかもしれませんが、それでいいのです!
「スプーンで食べようか」「お魚おいしいね~」「おやつたべる?」というように、ひとつひとつそれはもう丁寧にしゃべりかけることです。
保育士さんなどを見てみると子供の目線でたくさん話しかけてますよね!そういうのが言葉を引き出すのに良いのだと思います。
すぐには結果がでなくても、数か月もしたら急に喋り出すかもしれませんよ!
おもちゃや絵本を使って遊ぶ
おもちゃや絵本は子供と楽しく遊びながら言葉を引き出すことができるアイテムです。絵や物体の名前を憶えやすいですし、子供のお気に入りができればより名前を憶えやすいです!
私の子供たちはアンパンマンや恐竜が好きなので、「アンパンチー」「ガオ」といった言葉が出てきたと思ったら、「アンパンチーないー」「ガオいないー」という文も喋れるようになりました。
子供は何がきっかけで喋り出すかわかりませんが、おもちゃや絵本は言葉を引き出すのに大変役に立つアイテムですよ!
楽しませながら言葉を引き出す
絵本やおもちゃで遊ぶのも良いですが、子供はなにより楽しいことが好きなので、大げさなくらいのリアクションの方が喜んでくれます。
例えば、恐竜にかみつかれて「痛い~」というリアクションを大げさにすると、自然と「痛い」を覚えてくれます。(実際に私の子供たちもそれで覚えました)
「ママ何やっているんだろう」みたいな視線を浴びせてきますが、そんなのおかまいなしに楽しくやってみてください!2歳や3歳になるころには一緒に楽しく遊べるようになりますよ!
1歳からでもママと一緒に折り紙ができる本もあります。作りながら何ができるのか楽しめますし、作り方が簡単なので子供の初めての折り紙にもぴったりです!
自分たちで作った折り紙で遊べるのも良いですね!
喋らなくても焦らない!ママの心構え
イライラせずに色々試して!
あれこれ試してみたけれどどれも成果が出ているのか分からないし、一向に喋ってくれる気配がない!とイライラするママもいると思います。
でも考えてみてください!周りが喋るの遅いねと心無いことを言ってきたとしても、小学校に入るころにはみんな”喋っていますよね”?
だから今喋らなくても、イライラせずに「いつか喋ってくれるまでの練習」というような長い目で見てあげましょう。
ママがイライラしていると子供が察知して余計にしゃべりにくくなっているかもしれません。子育てにイライラすることもありますが、なるべく穏やかな目で見てあげましょう!
1歳児をよく観察して!
1歳になると結構やりたい事や興味あることには視線を向けています。そんな1歳児をよく観察して、できなくても何かやりたい事があれば一緒にやってみましょう。
先ほどもチラッと話しましたが、興味のあることは言葉を引き出すきっかけになります。せっかくの機会を見逃さないように、手に取ったものの名前や使い方など教えてあげましょう。
人気シリーズの子育てハッピーアドバイス!マンガやイラストで読みやすく、子育てについて子供の目線で書かれています。
小児科の巻では、子供の病気や食事、トイレについても書かれていますので、参考にしてほしい本のひとつです!
1歳ならまだ大丈夫!もう少し待ってあげて!
1歳ではまだまだ話さないという子は多くいます。私の子もそうでした。誰が悪いわけではなく、子供の成長スピードが緩やかなだけかもしれません。
あまり思いつめるのではなく、子供と楽しく接することでいつか自然に話してくれる時がきますよ♪